2011年5月8日日曜日

しもたま柔道&闘病日記―前書き―

この柔道日記は、和歌山県勤労者山岳連盟の機関紙に掲載されたものを、再度編集し直したものです。

地域密着の「滝川柔道場」で、和気あいあいと柔道をしながら初段を目指す子ども達と、個性的な大人達が、日記には登場します。主人公「しもたまき」は学生時代からサッカーにあけくれながら、ひょんなことから31歳になって、柔道にのめりこみます。そして、中盤、前十字再建手術とそのリハビリの闘病の様子が、くわしく描かれています。柔道と出会ったことで、地元の子ども達ばかりでなく中学高校の教員としたしくなり、主人公は和歌山県で理科と数学の講師を始めます。

マスターズ金メダルを取ってきた滝川嘉明先生の栄誉をたたえつつ、その後、主人公「しもたまき」と道場関係者を襲った痛ましい事件の数々については、出来るだけ触れないようにしました。
このため、
実在する人物や団体、学校や企業に迷惑がかからないよう、
一部加工されておりますが、ほぼ、実際の出来事を読み物風に脚色した体験記です。
もと講師の立場上、他人の失敗批判よりも、本人のミスや失敗の話が中心で成り立っておりますが、
決して、ミスの多い人物でも、怪我の多い人物でもないことを、はじめにお断りいたします。

少しずつ連載いたしますので、最後までご愛顧ください。

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